事務所概要

社会保険労務士、社労士や労務士とも呼ばれておりますが、
・　いったいどんな仕事をしているの？
・　必要なの？
といった質問をよくお伺いします。

社会保険労務士というものは、例えば障害年金の相談のように個人様向けにお仕事をされている先生もいらっしゃるので、法人向けに仕事をさせていただいている私の場合という前提になってしまいますが、法人、企業、会社というものは、大きく分けると経営されている方と雇われている方の二つに分類されます。この両者というのは、表向きは会社の利益を追求するという目的に向かって力を合わせて進んでいくのですが、裏側では社員は自らの生活のために賃金は多い方が良いし、経営側は賃金はコストとなるためできるだけ少ない方が良いとなります。必ずしも、いえ、会社運営の中でほとんどの場合で経営側と労働者側の利害は一致しないのです。

その一致しない部分をほったらかしにしたり、曖昧なままにすると、どうなるでしょうか？

確実に揉め事になりますね。揉め事にならないとしても優秀な人材がスッと会社を辞めていくでしょう。最悪の場合、揉めに揉めた末に裁判沙汰になり、多額のお金を支払った上で人材を失うといったこともあり得ます。正直なところ、揉め始めた段階では手遅れなケースが多いです。

私たち社会保険労務士の仕事とは、その揉め事の予防です。

予防といっても「人」が関わることです。予防方法も決まった方法では意味がありません。それぞれの会社や人の事情を把握した上で法令に準拠しつつ処置していかなければなりません。これは「働く人」についての専門家である社会保険労務士にしかできない仕事です。

◎　「社員にうちの会社はいい会社だ」と言われたくありませんか？
◎　社員に何を聞かれてもすぐに答えられるようにしたくありませんか？

社員との信頼関係を深めていかなければ、
企業の成長は見込めない時代となってきていると気づいていただければ思います。

KBI代表社会保険労務士　久保井　淳一